小人舎が発行する絵本WEBマガジン[コビマグ]

きょうのひとめぼれ

第3回:五味太郎にひとめぼれ

〜くじらだ!〜より

五味太郎

この顔は「絵本作家」の顔ではない。

例えばこんなシーンがあったとする。
私はあなたに友人を紹介しようとしている。
「今から鬼軍曹をしている友人が来ますよ」と。
そして「鬼軍曹をしている」友人が来た。
「鬼軍曹」は細身で色白の顔をしている。そして小さな声で「はじめまして」とあなたに挨拶する。
「鬼軍曹」と聞かされて「鬼軍曹」に相応な顔をした人が来ると勝手に想像していたあなたは、パン屋さんで手巻き寿司が売られていたのを見てしまった時のような表情をしているだろう。

まさに私はこの五味太郎の顔を巻末で見た時にそんな表情をしていた。
もしも、絵本ではなく、「エスパーになるための50の方法」といったハウツー本の作者ならば、なんとなくしっくりきたはずだ。
そう、この顔はどちらかといえばエスパーの顔立ちなのに!と心の中で私は叫んだ。

いやしかし、五味太郎という人は、今も昔も子供にも大人にも愛され続けている絵本を400冊も作り続けているようだ。
そう考えれば、五味太郎と言う人は何かを超越したエスパーのような人なのかもしれない。となると、エスパー顔をしていてもいいのかな、とも思ってしまう。
そんな、今日のひとめぼれ。

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くじらだ

くじらだ!

  • 五味 太郎 (著)
  • 岩崎書店
  • 価格:698円

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