小人舎が発行する絵本WEBマガジン[コビマグ]

絵本の世界は永遠だっ〜!!

第1回「もこ もこもこ」

もこもこもこ 作:谷川俊太郎
絵:元永定正
出版社:文研出版

出会ったとたん衝撃を受けた絵本は数知れない。
その中でも秀逸。

表紙の「巨大ななにか」がぱっくり口をあけている絵からもう何かを予感させる始まり。

表紙をひらくと。

まっすぐ地平線。空。こどもにしかとみせてあげよう。そう、”しか”と。

つぎのページをめくる。

「もこ」

おお、はやまってはいけません。ゆっくりとたしかめる。
なにかが「もこ」なのだ。

で、つぎ。

「もこもこ」!ふくらんだぞ。

しかもとなりに

「にょき」!!ええ??

おおお、きたかっ!でもページをめくる手は早めてはいけない。

「もこもこもこ」!!おおお、すごいっ

となりのそれは

「にょきにょき」!!!なんだなんだっ

・・・・・・このつづきは是非絵本で。いや、じつは次を読みたくて自分でも押さえきれないのだ。

絵本はおとながこどもによんでやるものだから、基本はこどもにわかることばでかかれている。

わかるためのことばはほんの少し、でいいのだと気づく。

ゆっくりと、よんでやる。

絵をじっくりみせる。

なかなかページをめくらない(のがこつ)。

さいごのページをめくっておしまいを予感させた瞬間

こどもから
「もういっかいっ!」のリクエストがでる時、

内心ふふふとほくそえむのだ。
「しめしめうまくよんだもんだ」、と。

さあ、よんでやろう。

さすがは、谷川俊太郎さんの絵本。
で、絵はデザイナー本職の元永定正氏。
色使いをみた時、ただものじゃない、と感じたら、
やっぱり、でした。さすが、だね (さらに上級編、「もけらもけら」ってのもあります、参考までに)。

あかちゃんから、といいますが、あかちゃんから小学生高学年までいっしょによめる 絵本、なかなかないもんです。

そしてこれはワタシにとって、やめられない、とまらない、かっぱえびせんのような一冊 でもあります。

(テキスト:みんみんぜみ)

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もこ もこもこ

もこ もこもこ

  • 谷川 俊太郎 (著), 元永 定正 (イラスト)
  • 文研出版
  • 価格:698円

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#1:もこ もこもこ

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